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黒耀石パーライトの特長製造工程について

パーライトが生まれるまで

パーライトの製造工程の画像

自然が生んだ東邦パーライト
古代より自然の力が生み出してきた天然ガラス。東邦パーライトはここから生まれます。ではその天然ガラスとは、どのようにしてできるのでしょうか?地球の内部から溶岩が吹き出される時、地下で徐々に冷却されると、結晶ができ、御影石や安山石などの岩石になります。ところが、地球の表面に流出したものが結晶を作る間もなく急冷されると、溶けた時と同じ内部構造のままで固まってしまうことがあります。このようにしてできたものを「固溶体」といい、さらに溶岩の中でも硅酸分の多いものが固溶体を作ると、天然ガラスになるのです。
天然ガラスからパーライトへ
こうしてできた天然ガラスには、黒耀石、真珠石、松脂岩の3種類があります。これらはいずれも化学成分・組成がよく似ていて、「未発泡パーライト」または「未焼成パーライト」といいます。これらの原石を粉砕して、800℃〜1,000℃に加熱すると、発泡して倍数にふくれあがり、粒状または紛状になります。これらを総称して「発泡パーライト」または「焼成パーライト」というのです。
なぜ黒耀石が原石?
同じ発泡パーライトでも真珠岩系のものと黒耀石のものとは、外観・性質ともに非常に異なっています。真珠岩系のものは連通気泡体で、紛状化しやすく、乾いた海綿状になっています。一方、黒耀石パーライトは、独立気泡体のガラスのシャボン玉の集合体になっています。このシャボン玉の一つは1,00℃の高熱で発泡したものなので、内部は常温の減圧状態になっています。つまり減圧気体の瓶詰めになっていて、これはまさに「ミクロの魔法瓶」。だから、断熱性、耐火性ともに抜群なのです。
優れた耐圧性のヒミツとは? 自然からうまれ、自然を育む

玉子の殻は薄くても簡単には割れません。それは固い被膜におおわれているからで、このようにセルタイプのものは外力に対して強い性質をもっています。東邦パーライトもまた、球形をなし、驚くほどの薄いガラス質の被膜におおわれているので、かなりの耐圧性があるのです。しかも集合体として積み重ねられているので、外力をうまく分散し、予想以上の重力に耐えることができるのです。

このように3種の天然ガラスの中でもすぐれた特性をもつ黒耀石は、太古の人々にもナイフ・矢じりとして用いられていました。人と自然を結びつける役割として当時から貴重な石だったといえます。東邦パーライトは、その貴重な自然の産物を有効に使い、人と自然との調和のとれた環境づくりを目指しています。都市の緑化を推進し。園芸分野や、産業分野でも幅広い利用価値をもち、今後ますますその発展性が期待されています。
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